はじめに
Excelを使う際に切っても切れない関数について、順番にご紹介してきます。
また関数を扱う中で、以前の記事で触れたショートカットキーや新たなショートカットキーについても動画の中で触れていきます。
目次
1.SUM関数
2.SUMIF/SUMIFS関数
3.SUBTOTAL関数
4.実際に使ってみよう(練習用Excel)
5.練習用Excelのショートカット動作を動画で紹介
6.(おまけ)絶対参照と相対参照について
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1.SUM関数
SUM関数は選択範囲のセルの数値の合計を算出する関数です。
Excelのセルに「=SUM(」を入力すると、下記のように表示されると思います。
=SUM(数値1,[数値2]...)
このカッコ内に合計値を算出したいセルを指定すると計算してくれます。
下記では、全ての個数を算出するためにSUM関数を活用しています。
2.SUMIF/SUMIFS関数
選択範囲のうち条件に合致したセルの数値の合計を算出する関数です。SUMIFS関数は複数条件を指定することができます。
=SUMIF(範囲,検索条件,[合計範囲])
下記では、文具の個数を算出するためにSUMIF関数を活用しています。
範囲:ジャンル内を選択(検索条件を適用する範囲のこと)
検索条件:文具(文具の個数を算出するため)
合計範囲:個数内を選択
=SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,...)
下記では、文具、かつ今月入荷予定の個数を算出するためにSUMIFS関数を活用しています。
合計範囲:個数内を選択
条件範囲1:ジャンル内を選択(検索条件を適用する範囲のこと)
条件1:文具(文具の個数を算出するため)
条件範囲2:今月入荷予定内を選択(検索条件を適用する範囲のこと)
条件2:◯(今月入荷予定のうち◯の個数を算出するため)
3.SUBTOTAL関数
様々な集計値を算出できるのがSUBTOTAL関数です。
下記画像の様にフィルタがかかった状態でSUM関数を適用すると、フィルタがかかって見えない部分の数値も合計してしまいます。そんなときにSUBTOTAL関数を使うと、フィルタがかかって見えない部分の数値は除いて集計してくれます。
=SUBTOTAL(集計方法,参照1,..)
集計方法:9(合計なので9を選択しています、詳細は下記※)
参照方法1:個数内
※1:AVERAGE, 2:COUNT....などExcel側で数値が振られています。この数値は入力時ガイドが出てくるのでご安心ください
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